Webエンジニアで単価が低い理由【現役エンジニアが解説】
今回は、Webエンジニアで単価が低い理由について、実体験をもとに簡単に解説していきます。
上流工程ではないから
上流工程の方が単価が高いです。
上流工程とは要件定義や設計の工程のことです。
上流工程ではない製造やテストは単価が安くなってしまいます。
顧客から要件をヒアリングし、設計図に落とし込む仕事の方がが一般的に単価が高くなっています。
これは、これらの仕事がコミュニケーション能力も必要となるうえ、開発の全体が見えていないとできないためでしょう。
スキルが不足しているから
スキルが不足していると当然ながら単価は低いです。
例えば、一人前と想定される仕事を担当できない場合です。
駆け出しのエンジニアがベテランのエンジニアと同じ単価は取れません。
基本的にはどれだけ場数を踏んでいるかで決まるため、もっと経験が必要になります。
また、一つのスキルだけでなく、関連するスキルを複合的に活用できる能力もあると、より単価を上げられます。
フロントエンドを担当しているから
フロントエンドの仕事はバックエンドの仕事よりも単価が低いです。
主な理由としては、フロントエンドの方が参入障壁が低いことが挙げられます。
フロントエンドの仕事は、HTMLとCSSを使ってWebページをデザインするものが多いです。
HTMLとCSSはプログラミングではないため、誰でも参入しやすく、扱いやすいと言えます。
もちろんJavaScriptでプログラミングをすれば単価は上がりますが、それでもバックエンドの方が単価は上げやすいと言えます。