Webエンジニアの将来性【現役エンジニアが解説】
今回は、Webエンジニアの将来性について、実体験をもとに簡単に解説していきます。
全業種で必要
まず、ITと関わらない業種はないため、エンジニアの需要はどこでも常にあります。
そして、システムやサービスはWeb系がかなり多いため、Webエンジニアの需要は特に高いと言えます。
既存の職業がAIに取って代わられたとしても、開発する側であるエンジニアの仕事は最後の最後まで残ります。
また、ある業種の市場が縮小したとしても、エンジニアは全業種を相手に仕事ができるため、不況にも強いです。
Webエンジニアの仕事ができれば、他のエンジニアの仕事も大体こなすことができるため、IT業界の中では潰しが効きやすいこともおすすめの理由の一つです。
IT人材は不足中
日本においては現在、数十万人という単位でIT人材が不足しています。
一方で、エンジニアは全業種で必要とされていることから、仕事の数はかなり多いです。
もちろんリーマンショックやコロナ禍でプロジェクトが減ることはありますが、それでも全体的には案件は余っています。
こうした理由から、若い方の転職先としてよく勧められることもしばしばあるほどで、スキルを身につければ稼ぎも増えていくので若者からも好まれます。
システム開発は一昔前は海外に外注していたこともよくありましたが、最近では単価の問題で日本国内で行うことも多いため、仕事の数で心配する必要はないと思います。
定年手前は厳しい
エンジニアの労働市場では需要が供給を上回っています。
そのため、基本的には仕事がないせいで困るということもなく、将来性があると言えます。
しかし、エンジニアの労働市場では、年齢が高くなるにつれ、仕事を受けづらくなってきます。
これは単価が高いからというよりは、チーム開発では年長者のエンジニアは敬遠されることが多いからです。
また、年を取るにつれて、新しい技術の習得がしづらくなってくるため、ついていけなくなるということも敬遠される理由として考えられます。