システム開発の目的と目標【現役エンジニアが解説】
今回は、システム開発の目的と目標について、現場の視点で簡単に解説していきます。
システム開発の目的
システム開発の目的は抽象的なものになります。
例えば、業務の効率化や利便性の向上等が挙げられます。
システム開発の目的は一度決めたら変更することはありません。
システム開発の目標
システム開発の目標は目的に関する具体的なものになります。
例えば、業務の効率化が目的なら、帳票出力や作業の自動化は目標になります。
システム開発の目的は変えませんが、目標は開発の途中で変えることがあります。
システム開発の失敗
目的や目標を途中で見失ったシステム開発の失敗例もあります。
これは主に現場の立場や意見を度外視した場合によく発生します。
システム開発では、要件定義時に現場の声も汲み取ったうえで、目的と目標を定めないといけません。