システム開発の工数の出し方【現役エンジニアが解説】
今回は、システム開発の工数の出し方について、現場の視点で簡単に解説していきます。
機能ごとに開発にかかる日数を出す
システム開発の工数の出し方はまず細かな機能を書きだしていきます。
次にそれぞれの機能を開発するのにどれくらいの日数がかかるかを算出します。
基本的にはこれの合計が工数となりますが、これはあくまで作り込み(設計と製造)の工数だけの可能性が高いので、テストの工程用に1.5倍等をかけても良いかもしれません。
比率は設計と製造、テストで1:1:1が多い
設計と製造、テストの工数の比率は1:1:1が多いです。
3:4:3と言われることもありますが、大体3つとも同じくらいかかります。
工程ごとに分けて工数を出す際には、この比率を意識すると良いと思います。
利益を出すために営業工数を乗せることが一般的
開発者が出した工数はあくまで開発工数です。
単価にもよりますが、このまま注文が来ると利益がありません。
したがって、営業が見積を出す際には営業工数を開発工数に上乗せすることが一般的です。