システム開発と保守、運用の違い【現役エンジニアが解説】
今回は、システム開発と保守、運用の違いについて、現場の視点で簡単に解説していきます。
システム開発
システムの要件定義や設計、製造、テストに携わる業務のことです。
この際に、対象のシステムが新規であるか、既存であるかは問いません。
保守や運用は軌道に乗せた後の仕事ですが、開発は軌道に乗せるまでの仕事です。
システム保守
システムに問題が起こった際に対応する業務のことです。
既に開発が完了したシステムが対象となり、正常な稼働をさせる仕事です。
不具合修正時はソースを理解する必要があるため、開発者レベルの技術力が必要となります。
システム運用
システムが稼働し続けられるようにサポートする業務のことです。
こちらも既に開発が完了したシステムが対象となり、インフラの仕事が多いです。
システム保守との決定的な違いはシステムそのものの修正作業は伴わないということです。