システム開発の納品物【現役エンジニアが解説】
今回は、システム開発の納品物について、現場の視点で簡単に解説していきます。
実行ファイル
当たり前ですが、アプリケーションそのものは納品物に含まれます。
これはシステム本体ですので、インストールと動作も含めて引き渡しを保証する必要があります。
実行ファイルは後述しますが、ソースファイルとは別物であり、あくまで実行できる状態のファイルのことを指します。
各種ドキュメント
ドキュメントも必ず納品します。
設計書やマニュアルが主な納品物となります。
例えば、画面設計書やテーブル定義書、操作マニュアルは最低限必要なドキュメントの納品物です。
ソースファイル(要確認)
ソースファイルも納品物とする場合もあります。
ただし、契約時に取り決めがない場合は判例からソースファイルは納品物から除外となるそうです。
これはあとで揉める原因となることがあるため、契約時にクライアントには必ず確認しておくと良いでしょう。