システム開発で実際にあった無茶な要求【現役エンジニアが解説】
今回は、システム開発で実際にあった無茶な要求について、現場の視点で簡単に解説していきます。
超短期間での納品を求められた
あまり詳細には書けませんが、超短期間での納品を求められた事例がありました。
それは、こちらの提示した工期は2年でしたが、半年で仕上げてくれというものでした。
それだけのために人員を確保することができないため、結局はこの案件自体が破談となってしまいました。
難易度の高い技術を求められた
AIでなんとかしてもらって…と言ってくる顧客は多いです。
冗談で言ってるのかと思えば、本気で言っていることも多いです。
一部のベンチャー企業でない限りはAIを専門的に扱っていないと思いますし、こちらも同じでしたので、最終的にAIの技術は要件から省いてもらいました。
機能追加を保守内で求められた
経費削減のため、なんとか保守内で改修や機能追加をしてくれないかと言ってくる顧客も多いです。
しかし、保守とは、もともと、システムを正常に稼働させるための不具合修正等に限られたものです。
そのあたりのことを理解していない顧客は意外と多いので、この点をきちんと説明してあげる必要があります。