【現役エンジニアが選ぶ】Swiftの学習におすすめのプログラミングスクール3選
Swiftの学習におすすめのプログラミングスクールを知りたい方に。
この記事を読まれている方は、
- Swiftがどのような言語か知りたい
- Swiftを学ぶメリットを知りたい
- Swiftの学習におすすめのプログラミングスクールを知りたい
おそらくこのように考えている方が多いと思います。
この記事を書いている私は、
プログラミング未経験から転職を果たした現役のWeb系エンジニアです。
エンジニア歴は3年ですが、本業とは別にフリーランスの副業で月10万円ほど、多いときで20万円ほどの収入があります。
この記事では、現役のエンジニアが、Swiftの言語的特徴やメリットを解説しつつ、Swiftの学習におすすめのスクールを3つ紹介しています。
Swiftとは
まず、Swiftとは何かについて、解説したいと思います。
Swiftの言語的特徴
SwiftはAppleなどが開発したプログラミング言語で、静的型付けのコンパイル言語です。
静的型付けとは、プログラム上でデータを保持する際に、データの型をあらかじめ宣言しなければならない言語のことです。一般に、初心者にとっては、データ型を宣言する必要のない動的型付け言語の方が易しいですが、あいまいさがなくなりますので、一長一短があります。現在は動的型付けの言語も多くなってきましたが、静的型付けの方を好む開発者も多いです。
また、コンパイル言語とは、プログラムを実行できるように、実行前にコンパイラを使って書いたプログラムを中間言語に変換する必要がある言語のことです。対義語はスクリプト言語で、こちらも動かしやすさという点で初心者に易しいのはスクリプト言語の方なので、Swiftは0から学ぼうとすると少し難しいと感じてしまうかもしれません。
しかし、Xcodeという統合開発環境がAppleで用意されていることから、様々な補助的機能を活用しながら開発することができるので、何かと開発はしやすいです。
Swiftの用途
Swiftを使う場面は、Apple製品向けのアプリの開発、すなわちiOSやmacOSで動くアプリを開発する時にほぼ限られます。
Linuxで動かすこともできますが、案件としてはiOSアプリかmacOSアプリが大半を占めています。
macOSはパソコンの絶対数で言えば少数派になりますが、一方でiOSはスマホを持つ人が非常に多いため、かなり需要はあります。
Objective-Cとの関係
もともとApple製品向けのアプリ開発では、Swiftが出る前は、Objective-Cという言語が主流でした。
こちらはC言語をベースに作られた言語で、古くからのエンジニアの方には好かれている言語です。
そのため、現在AppleはSwiftの教育に力を入れているものの、まだObjective-Cを使い続ける開発者の方は比較的多く残っています。
Apple自身も基幹部分ではまだSwiftに移行していない事情もありますが、これからはObjective-Cユーザーは徐々に減っていき、Swiftユーザーが増えて行くことは間違いないでしょう。
Swiftを学ぶメリット
次に、Swiftを学ぶメリットについて、以下3つのメリットを解説していきます。
iPhone(スマホ)アプリが作れるようになる
Swiftは、日本では半数を占めるiPhone向けのアプリを開発することができます。
現在iPhoneアプリを作るためには、Objective-CかC#、Swiftを学んでおく必要がありますが、Appleが最も推している言語がSwiftです。
iPhoneアプリは日常でよく使われるものですので、自分が開発できるようになることで、達成感ややりがいを感じやすく、比較的興味を持ちやすいと思います。
後述しますが、日本においてはiPhoneアプリの開発者は、需要がとてもあるため、しばらくは仕事で困ることはないでしょう。
Apple製品向けのアプリの開発ができるようになる
SwiftはiPhoneアプリのイメージが強いですが、iOS向けであれば何でも作れますし、macOS向けのアプリも作ることができます。
これらはAppleの統合開発環境であるXCodeを使えばいずれも開発することができます。
違うデバイスで使われるものを同じ開発環境で開発できるのはとても便利です。一方で、最近はMicrosoftのVisual StudioなどでもiPhoneアプリの開発が可能になっていますので、Swiftをやってみて興味が出てきたら、Windows環境でC#の方にも仕事の幅を広げていくという選択肢も十分ありだと思います。
需要があり、単価も悪くない
現在、スマホは世界中でなくてはならない必需品となっているため、AndroidアプリとともにiPhoneアプリの需要はかなりあります。
そのため、Swiftは特にiPhoneの普及率の高い日本においては、しばらくの間は案件で困ることはないでしょう。
Swiftは、PHPやRubyといったWeb系の言語や用途の幅の広いJavaなどの言語よりも扱えるエンジニアの数が少ないため、単価に関しても他と比べると少し高めです。
Web系言語と違って在宅で、という仕事はあまりありませんが、需要や単価を取りに行くならおすすめの言語であることは間違いないでしょう。
Swiftの学習におすすめのプログラミングスクール3選
ここでは、Swiftの学習におすすめのプログラミングスクールを3つ紹介します。
TechAcademy
TechAcademyでは、iPhoneアプリ開発を学べるコースとして、iPhoneアプリコースが用意されています。
このコースでは、iPhoneアプリの開発を通じて、SwiftでのプログラミングスキルやXcodeという統合開発環境を扱えるスキルを身につけることができます。
TechAcademyのメリットは、オンラインで完結するということです。すなわち、教室に行けないような方、あるいは毎日通いたくない方でも、パソコンさえあればどこでも学ぶことができます。
期間も可変的で、自分のスケジュールに合わせて最適な期間を選ぶことができます。ただし、その分料金はかかってしまいます。最短で1ヶ月で学習を終えることができます。
週2回1回30分のマンツーマンメンタリングや15~23時のチャットサポートの体制があるため、悩みやトラブルがあれば、相談することですぐに回答をもらうことができます。
以下はiPhoneアプリコースの詳細です。
言語 | Swift |
---|---|
期間 | 1~4ヶ月 |
場所 | オンラインのみ |
料金 | 1ヶ月139,000円~(学生は109,000円~) |
就職 | 紹介やスカウト、面接対策あり。 |
内容 | iOSエンジニアとして活躍したい方向けにiPhoneのオリジナルアプリを作成しながらSwiftでプログラミングを学ぶ内容となっています。週2回の1回30分のビデオチャットでのサポートや毎日15~23時のチャットサポートがあるため、確実に学習を進めて行くことができます。 |
条件 | 特になし |
CodeCamp
CodeCampでは、アプリマスターコースがあり、初心者向けにSwiftやJavaを学習できるカリキュラムが用意されており、iPhoneやAndroidアプリの開発を行います。
CodeCampはオンライン完結ですが、マンツーマンで指導を受けることができ、レッスンは7~23時まで受けることができます。
以下はCodeCampのアプリマスターコースの詳細です。
言語 | Swift/Java |
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期間 | 2ヶ月 |
場所 | オンラインのみ |
料金 | 入学金:10,000円、授業料:2ヶ月148,000円~ |
就職 | 現役エンジニアによる手厚い学習支援に重きを置いているため、就職サポートは特別なものはありません。 |
内容 | 毎週のレッスン回数が無制限のため、自分のペースでどんどん学習を進めて行くことが可能です。アプリマスターコースでは初心者の方向けに、SwiftやJavaを学習できるカリキュラムが用意されており、iPhoneやAndroidアプリの開発をすることができます。 |
条件 | 特になし |
侍エンジニア塾
侍エンジニア塾では、デビュー・フリーランス・ビジネスの3つのコースの中から自分の将来の目的に合ったコースを選ぶことができ、言語は好きなものを学ぶことができます。
Swiftも選ぶことができますので、iPhoneアプリを開発して、将来はiOSエンジニアを目指すことができます。
以下はスクールの詳細です。
言語 | Ruby/PHP/Java/Python/JavaScriptなど(Swift可) |
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期間 | 1~6ヶ月 |
場所 | オンラインもしくは対面 |
料金 | 1ヶ月168,000円~(学生は151,200円~) |
就職 | 入学後すぐにマンツーマンの専属キャリアアドバイザーが配属され、面接対策なども行ってくれます。3000社を超える提携企業の紹介もあるので、手厚い就職サポートを受けられます。 |
内容 | 一人ひとりのスキルに合ったカリキュラムを組んでもらえ、また、専属の講師によるマンツーマンレッスンを受けることができるので、講師の方と一緒に確実にプログラミングを学習していくことができます。また、ポートフォリオ作成のためのオリジナルサービスの開発がカリキュラムに含まれるので、仕事を獲得するにあたっての大きなアピールポイントにもなります。 |
条件 | 特になし |
Swiftの学習におすすめのプログラミングスクールまとめ
- TechAcademy
- CodeCamp
- 侍エンジニア塾
いずれもSwiftを学ぶことが可能ですが、料金や場所、学習内容などを総合的に判断しつつ、ぜひ自分に合ったプログラミングスクールを検討してみて下さい。