【現役エンジニアが選ぶ】Javaの学習におすすめのプログラミングスクール3選
Javaの学習におすすめのプログラミングスクールを知りたい方に。
この記事を読まれている方は、
- Javaがどのような言語か知りたい
- Javaを学ぶメリットを知りたい
- Javaの学習におすすめのプログラミングスクールを知りたい
おそらくこのように考えている方が多いと思います。
この記事を書いている私は、
プログラミング未経験から転職を果たした現役のWeb系エンジニアです。
エンジニア歴は3年ですが、本業とは別にフリーランスの副業で月10万円ほど、多いときで20万円ほどの収入があります。
この記事では、現役のエンジニアが、Javaの言語的特徴やメリットを解説しつつ、Javaの学習におすすめのスクールを3つ紹介しています。
Javaとは
まず、Javaとは何かについて、解説したいと思います。
Javaの言語的特徴
Javaは、プログラミング言語の一つで、静的型付けのコンパイル言語です。
静的型付けの言語とは、プログラム上でデータを扱う際に、データの型を宣言する必要のある言語のことです。少し面倒ですが、データの型がはっきりするため、プログラマーにとってはわかりやすい点がメリットです。
一方で、動的型付けとは、静的型付けの対義語で、データの型を宣言する必要がない言語のことです。こちらは型があいまいになる半面、コーディングが簡単になります。
また、コンパイル言語とは、プログラムを書いて保存後、実行前にコンパイラを使って中間言語に変換する必要のある言語のことです。すぐに実行させることができるスクリプト言語と比べると、処理速度が速いのが特徴です。
Javaの用途
Javaはクロスプラットフォームを売りにしているため、WindowsやMac、Linux、それからAndroidなど、どのプラットフォームでも動かすことのできるプログラミング言語となっているため、幅広く使われています。
様々なプラットフォームに対応していることなどから、Web系の言語としても使われますし、通常のアプリ開発でも使われますし、Androidアプリの開発でも使われます。
言ってしまえば、Javaは、オールマイティなプログラミング言語ということになります。
そのため、後述しますが、Javaの需要は底堅く、今後も引き続き様々な開発現場で使われることは間違いないでしょう。
現在Web系においては、処理速度を重視するかしないかで、Javaなどのコンパイル言語とPHP・Ruby・Pythonなどのスクリプト言語で住み分けがされている気がします。
今後エンジニアでご活躍される場合には、コンパイル言語とスクリプト言語の両方を覚えておくのがベターだと思います。
Javaのライバル
Javaのライバルは、Javaの影響を受けて作られたC#などが挙げられます。
C#はMicrosoftが開発した言語で、その名のとおり、C言語を改良したようなプログラミング言語となっています。
この言語は、Javaと同じように、アプリ系でもWeb系でもスマホ系でも使われる言語となっているので、オールマイティ言語の一つとなっています。
ただし、C#が動作する環境はほぼWindows環境に縛られてしまうことから、Javaほどクロスプラットフォーム性がありません。そのため、C#の需要はWindows系のインフラで動作するアプリケーションの開発に利用される場合にほぼ限られてしまっています。
というわけで、Javaのライバルと呼べる存在はあまりいません。
Web系では、PHP・Ruby・Pythonと競合すると思われるかもしれませんが、これらはスクリプト言語で、コンパイル言語であるJavaとは土俵が少し異なっています。
Web系であれば、処理速度を意識すればJava、そうでなければPHP・Ruby・Pythonといったようなイメージです。
Javaを学ぶメリット
次に、Javaを学ぶメリットについて、以下3つのメリットを解説していきます。
需要が底堅く、単価が比較的高め
Javaは幅広いシチュエーションで利用されるため、需要が底堅いです。
C言語を除けば、案件数は全てのプログラミング言語の中でダントツの一位です。
また、需要が多いからといって、プログラミング言語の中で単価が最も低いかといわれるとそうでなく、むしろ比較的高い部類です。
実際には、Web系のPHPやRubyの方が、学習難易度が低く初心者が多いことから、単価が安い傾向にあります。
企業向けのアプリケーションではJavaが既に多く利用されており、様々な分野で使われていることから、今後も安定してJavaの需要があるでしょう。
何でも開発でき、どこでも動かせる
Javaの魅力はなんといっても、どんなプラットフォームでも動かすことができること、それゆえに、何でも開発することができることです。
WindowsやMacなどのクライアント端末はもちろん、Linuxなどのサーバー系、Androidのスマホ端末で動作させることができます。Androidはそもそもそれ自体がJavaで書かれています。
アプリ系だけでなく、Web系やスマホ系の開発でもよく使われているため、Javaを押さえておけば何でも開発することができます。
スクリプト言語だけをやってきた方にとっては、最初のコンパイル言語としてJavaを学ぶことは有益だと思われますので、良い選択肢なのではないかと思います。
難易度は少し高いがサンプル数は多い
Javaは、PHPやRubyなどの動的型付けのスクリプト言語のように楽に書くことができないため、プログラミング自体がはかどらないのではないかと思うかもしれませんが、そんなことはありません。
JavaもPHPやRubyに負けないぐらいのサンプルなどの情報がネット上にあふれています。そのため、トラブルが発生してエラーメッセージで探してもかなりヒットしますし、解決できないことはほとんどありません。
静的型付けでコンパイル言語ですと、なかなか手を出したくないと思われるかもしれませんが、きっちりプログラムを書くので、逆にあいまいな点などがなくてすっきりします。
案件数が多いこともありJavaエンジニアの数も多いので、それだけ情報が揃っています。初心者の方はその点は安心して問題ないと思います。
Javaの学習におすすめのプログラミングスクール3選
ここでは、Javaの学習におすすめのプログラミングスクールを3つ紹介します。
GEEK JOB
GEEK JOBでは、Java/Java/Rubyのいずれかを使って、Webアプリケーションの開発を学ぶことができます。
GEEK JOBの最大のメリットは何より、授業料が無料ということです。
スクール選びの際に第一の優先が料金という方もかなり多いでしょう。
ただし、20代でないといけないのと、指定された企業への就職となってしまうため、出入り口ともに狭き門になりますので、注意が必要です。
コースの内容は、プログラミング基礎から、アプリケーションの開発では必須となるデータベースの知識と、オブジェクト指向が学べるため、就職するために必要十分な知識が身に付くと言えます。
オンラインという選択肢がなく、教室のみとなるので、場所の融通が利かない人にとっては少し厳しいと思います。受講料が無料ではあっても、上京するのに生活費がかかってしまっては本末転倒ですからね。
以下はスクールの詳細です。
言語 | Ruby/Java/Java |
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期間 | 最短1ヶ月(3ヶ月) |
場所 | 四ツ谷/九段下 |
価格 | 0円 |
就職 | 優良企業に就職 |
内容 | プログラミング基礎からデータベース、オブジェクト指向を学び、オリジナルサイトを作成する |
条件 | 指定された就職先と20代のみ |
TechAcademy
TechAcademyでは、Javaプログラミングを学習でき、なおかつ、転職できなかった場合に料金を全額返金してもらえる、エンジニア転職保証コースが用意されています。
Javaは非常に求人案件数の多い言語で転職市場では引く手数多のため、現時点や近未来では完全な売り手市場になりますので、エンジニアとしてのキャリアを築いていきたい方には心強い言語です。
TechAcademyの最大のメリットは、オンラインで完結するということです。すなわち、教室に行けないような方、あるいは毎日通いたくない方でも、パソコンさえあればどこでも学ぶことができるというわけです。
地方の方や移動の時間が取れない方にはおすすめのスクールです。
以下はTechAcademyのエンジニア転職保証コースの詳細です。
言語 | Java |
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期間 | 3ヶ月 |
場所 | オンラインのみ |
料金 | 3ヶ月298,000円 |
内容 | Javaプログラミングの基礎を学習しWebアプリケーションを開発します。週2回の1回30分のビデオチャットで講師のサポートを受けられ、チャットサポートは常時(後半は24時間以内)受けることができます。また、Webアプリケーションの拡張機能を自分で提案して開発し、開発者としてのスキルを磨いていきます。 |
就職 | エンジニア転職保証コースでは就職できなかった場合に全額返還制度があり、とても心強いです。 |
条件 | 30歳以下で東京での勤務が可能な方限定 |
CodeCamp
CodeCampでは、Javaマスターコースがあり、初心者向けにJavaを学習できるカリキュラムが用意されており、Webアプリケーションの開発を本格的に学びます。
CodeCampはオンライン完結ですが、マンツーマンで指導を受けることができ、レッスンは7~23時まで受けることができます。
以下はCodeCampのJavaマスターコースの詳細です。
言語 | Java |
---|---|
期間 | 2ヶ月 |
場所 | オンラインのみ |
料金 | 入学金:10,000円、授業料:2ヶ月148,000円~ |
就職 | 現役エンジニアによる手厚い学習支援に重きを置いているため、就職サポートは特別なものはありません。 |
内容 | 毎週のレッスン回数が無制限のため、自分のペースでどんどん学習を進めて行くことが可能です。Javaマスターコースでは初心者の方向けに、Javaを学習できるカリキュラムが用意されており、Webアプリケーションの開発をすることができます。 |
条件 | 特になし |
Javaの学習におすすめのプログラミングスクールまとめ
- GEEK JOB
- TechAcademy
- CodeCamp
いずれもJavaを学ぶことが可能ですが、料金や場所、就職サポートなどを総合的に判断しつつ、ぜひ自分に合ったプログラミングスクールを検討してみて下さい。