【これだけ】PHPのバージョン確認方法【現役エンジニアが解説】
今回は、PHPのバージョン確認方法について、コマンド上とPHP上の場合に分け、簡単に解説していきます。
コマンド上で確認する方法
PHPのバージョンはコマンド上で確認することができます。
コマンド上ではバージョンのみとなりますが、プラットフォーム不問で”php -v”と入力するだけで確認が可能です。
php -v
上記のコードのように、コマンド上で”php -v”によって確認するためには、phpのパスがプラットフォームのシステム環境変数に追加されていることが前提となります。
PHP上で確認する方法
PHPを既に動かすことができる環境であれば、PHP上で確認することも可能です。
PHPの標準関数であるphpinfo関数を使えば、バージョンを含む様々なPHPの設定情報を確認することができます。
<?php phpinfo(); ?>
上記のコードを書くだけでブラウザの画面で確認ができますが、誰でも見られるため、本番環境では注意する必要があります。
バージョンの違い
PHPは4を使っている方はほとんどいらっしゃらないと思われるため、ここでは5と7の違いに着目します。
5と7では、細かな違いはここでは割愛しますが、大きな違いはデータベース関連の関数が7では一部廃止されています。
$link = mysql_connect( {host} , {user} , {password}); $db_selected = mysql_select_db( {dbname} , $link); $sql = "SELECT user_id, name FROM users"; $result = mysql_query($sql); while ($row = mysql_fetch_assoc($result)) { echo $row['user_id']; echo $row['name']; } mysql_close($link);
上記のコードのようなmysql関連の関数は7では廃止されているため、代わりにPDOクラス等を使ってデータベースを操作する必要があります。