【これだけ】PHPのエラーログの確認方法【現役エンジニアが解説】
今回は、PHPのエラーログの確認方法について、エラーログ出力先の確認方法とデバッグログ出力方法に分け、簡単に解説していきます。
エラーログ出力先の確認方法
PHPのエラーログ出力先はphp.iniファイルで定義されています。
cat /etc/php.ini | grep error_log
CGI版の場合は、上記のコマンドでPHPのエラーログ出力先を確認できます。
cat /etc/httpd/conf/httpd.conf | grep ErrorLog
一方で、Apacheのモジュール版の場合には、httpd.confファイルで定義されていますので、上記のコマンドで確認します。
デバッグログ出力方法
デバッグでエラーログを意図的に出力したい場合もあると思います。
error_log("Error");
そのような場合には、上記のように、erorr_log関数を利用することで文字列を出力することが可能です。
ただし、日本語の文字列の場合は16進数でエスケープされたものが出力されるため、基本的には英数字を出力されると良いでしょう。
エラーの出力先
PHPのエラーの出力先はエラーログファイルだけとは限りません。
利用者のブラウザの画面上にPHPのエラーが表示される可能性があり、みなさんも見られたご経験があると思います。
display_errors = Off
利用者に直接エラー内容を知らせないためには、上記のように、php.iniのdisplay_errorsの項目の値をOffにしておきます。