【if/switch】PHPの条件分岐【現役エンジニアが解説】
今回は、PHPの条件分岐について、if文とswitch文の場合に分け、簡単に解説していきます。
if文で書く場合
PHPの分岐処理は二通りの書き方がありますが、通常はif文で書きます。
if文では、”if()”で条件を指定し、”else if()”で分岐をさらに増やせ、”else”で残りの分岐を設けることができます。
if ($fruit == "apple") { echo "りんご"; } else if ($fruit == "banana") { echo "ばなな"; } else { echo "その他"; }
上記のコードでは、$fruitという変数の値によって、出力する内容を変え、値が”apple”と”banana”以外の場合、”その他”と出力しています。
switch文で書く場合
PHPの分岐処理では、if文とは異なる書き方にswitch文があります。
switch文では、条件の対象となる変数を”switch()”の()内に指定し、それに対し、”case 値”で各値によって分岐、残りの分岐は”default”で行います。
switch ($fruit) { case "apple": echo "りんご"; break; case "banana": echo "ばなな"; break; default: echo "その他"; }
上記のコードでは、$fruitという変数の値によって、出力する内容を変えていますが、switch文はif文とは異なり、複数のcaseにヒットする場合があるため、default以外には全てbreak文を入れておく必要があります。
値ではなく範囲の分岐の場合
値の条件分岐であれば、if文でもswitch文でも可能です。
しかし、数値の範囲の条件分岐の場合には、switch文では対応できません。
if ($age < 20) { echo "未成年"; } else if ($age < 65) { echo "成人"; } else { echo "高齢者"; }
数値の範囲の条件で分岐を行う場合には、上記のコードのように、if文でのみ書くことが可能です。