Laravelの環境変数【現役エンジニアが解説】
今回は、Laravelの環境変数について、簡単に解説していきます。
①.envで定義
Laravelで環境変数を使う場合、.envファイルに記述します。
HOGE_NAME=hoge
上記のように記述すると、HOGE_NAMEの環境変数を定義することができます。
env('HOGE_NAME');
上記のコードのようにenvメソッドを使えば、今回のケースではhogeという値が取得できます。
②configでも定義
configでも環境変数を定義します。
これはキャッシュの問題でconfig外でenvメソッドを使っても呼び出しに失敗することがあるためです。
<?php return [ 'name' => env('HOGE_NAME', 'undefined'), ];
上記の例では、configディレクトリにhoge.phpを作り、そこでnameの値を.envファイルのHOGE_NAMEとしています。(第二引数はHOGE_NAMEが未定義の場合の代替値です。)
③configメソッドで呼び出す
configで定義した環境変数はconfigメソッドで呼び出し可能です。
“configディレクトリ内の対象の拡張子を省いたphpファイルの名前.環境変数名”をconfigメソッドの引数に書きます。
config('hoge.name');
上記のコードの例では、configディレクトリにあるhoge.phpで定義されているnameという環境変数を呼び出しています。