未経験の女性もIT業界への転職がおすすめの理由【現役エンジニアが解説】
未経験の女性でもIT業界への転職がおすすめの理由を知りたい方に。
この記事を読まれている方は、
- 未経験の女性でもIT業界への転職がおすすめの理由を知りたい
- 未経験の女性がIT業界へ転職しやすい理由を知りたい
- IT未経験の女性向けの転職方法を知りたい
おそらくこのように考えている方が多いと思います。
この記事を書いている私は、
プログラミング未経験から転職を果たした現役のWeb系エンジニアです。
エンジニア歴は3年ですが、本業とは別にフリーランスの副業で月10万円ほど、多いときで20万円ほどの収入があります。
この記事では、現役のエンジニアが、未経験の女性でもIT業界への転職がおすすめの理由と転職のしやすい理由を解説し、IT未経験の女性向けに転職方法をまとめています。
未経験の女性でもIT業界への転職がおすすめの理由
未経験の女性でもIT業界への転職がおすすめです。
まずはその理由を解説していきます。
給料が高水準
IT業界はお金が集まりやすい市場になります。
その理由としては、売上に寄与するWebサービスやデータ分析、そして経費削減に寄与する業務効率化のシステムやRPAによる自動化などのソリューションを提供できることが挙げられます。
これによって、様々な業種の経営課題の解決が可能となるので、経済全体のマネーがIT業界に集まってくるのです。
市場に多くのマネーが集まれば、株主や労働者に一定割合が還元されるため、必然的に給料が高水準になります。
もちろん新入社員の頃の給料は他の業界とほぼ変わりませんが、キャリアアップするにつれて給料はよくなっていきます。
IT業界の中では、特にエンジニアが専門性も高く賃金が高いのでおすすめです。
エンジニアは男性の方が多いですが、言語スキルや要件定義で要求されるコミュニケーションスキルなど、女性の方が得意なスキルも多くあるため、IT業界は女性も稼げるおすすめの業界になります。
働きやすい職場環境
おすすめしているエンジニアの仕事は、残業が多い仕事として知られていますが、最近では働き方改革などもあって、残業を許容しない動きが出てきています。
自社開発企業やモダンなWeb系企業であれば、プロジェクトを自社で管理しているため、残業が少ないことが多く、実際に私の所属する企業でも定時で帰られる方が多くなっています。
また、残業以外にも、会社によっては、リモートで仕事ができる環境が整備されていますので、必ずしも毎日通勤をする必要がなくなりつつあります。
在宅ワークはこれから徐々に普及していくとは思いますが、在宅ワークの制度がなかったとしてもフレックスタイム制は導入している企業が多いので、IT業界は女性にもやさしくおすすめの業界になっています。
休職後に復帰しやすい
女性の最大の懸念点は、結婚や出産、育児で仕事から離れた際に、職場復帰ができるかというところだと思います。
私の所属する自社開発企業の例では、実際に復帰を実現した女性が社内に数名います。
彼女たちの共通点としてはかつてエンジニアであったということです。
エンジニアであれば、開発の工程や技術的な知識もありますし、若手開発者のサポートや営業事務の仕事がスムーズにできるため、こういったポジションでの復帰がしやすいのです。
知り合いのエンジニアにも聞いてみましたが、これは私が所属する企業だけの例外ではないようで、他社さんにおいてもほぼ同じような復帰率だそうです。
やはり手に職がつけられるというところが、エンジニアになるメリットだと思いますので、女性の方にもとてもおすすめの仕事となっています。
未経験の女性がIT業界へ転職しやすい理由
IT業界は(未経験の)女性にとっておすすめであることは述べてきたとおりですが、同時に転職もしやすくなっています。
次に、未経験の女性がIT業界へ転職しやすい理由も解説したいと思います。
IT業界自体が人手不足
まず、性別関係なしに、IT業界自体が人手不足となっています。
経産省の推計では、2030年にはおよそ60万人の人材が需要に対し不足するようですので、どこのIT企業もとにかく人手が欲しい状況となっています。
人手不足ということは必然的に賃金も他の市場に比べて相対的に上昇するため、転職のしやすさと給料の高さの2つの観点からもIT業界はおすすめとなっています。
クライアントが話しやすい
人と接する仕事では、多くの場合、女性が好まれます。
エンジニアの場合も例外ではなく、女性の方が話がしやすく、コミュニケーションスキルが一般には男性よりも高いので、円滑にクライアントから要件を聞きだすことができます。
もちろん男性でもコミュニケーションスキルが高い方もいますし、女性でも苦手な方がいると思いますが、科学的な見地から言えば、女性にはエンジニアの仕事は向いていると思います。
また、プログラミングも言語を扱うため、この点からも女性に向いた仕事だと言えます。
マルチタスクが統計的に強い
女性は科学的にも男性よりマルチタスクに強いことが知られています。
エンジニアの仕事では、プロジェクトを複数管理したり、掛け持ちで開発の仕事をすることが多いため、マルチタスクに強い方を求めています。
聖徳太子のように10人の声を同時に聞いて対応できるほどの能力はさすがに不要ですが、科学的な性差によるアドバンテージは転職のしやすさに直結します。
IT未経験の女性向けの転職方法
ここまでで女性がIT業界に転職するメリットや転職のしやすさについて解説してきました。
最後に、IT未経験の女性向けに転職方法をまとめていきます。
ここではエンジニアの転職方法について、解説しています。
①転職先のターゲット選定
まずは転職先のターゲットを選定しましょう。
エンジニアの転職先は大まかに自社開発企業やWeb系のスタートアップ企業、SESや派遣会社、一般企業の情報システム部(いわゆる情シス)などの主に3つあります。
自社開発企業やWeb系のスタートアップ企業は、ご説明してきたとおり、労働環境や待遇が良く、エンジニアとして成長しやすい反面、競争率は激しくなっていますので、プログラミング学習は必須です。
一方で、SESや派遣会社では、転職難易度は低いですが、派遣先の企業で末端の仕事をさせられることが多く、自分が思っている方向に向かって成長できない可能性が高いです。
また、自社ともあまり関わりがないため、一度仕事を離れると復帰できる望みも薄いと思います。
一般企業の情報システム部に関しては、エンジニアというよりは、業務効率化や事業展開のシステムの企画やプロジェクトの管理が主な仕事となるため、開発そのものにはあまり携われない場合が多いです。
将来管理的な職務に就きたいという場合には情報システム部、いわゆる情シスがおすすめです。
②プログラミング学習
エンジニアの転職では、プログラミング学習は必須です。
特に働く環境が良く、待遇の良い自社開発企業やWeb系企業では、未経験者向けの募集においても、プログラミングスキルを要件としているところが多いです。
中にはポートフォリオと言って、これまでの実績や自分の作品の詳細の提出を求められるところもありますので、何かしらの開発経験があると良いと思います。
例えば、現在の仕事でExcelVBAなどで業務の効率化を図り改善の実績を上げたり、プライベート(趣味)でWebサービスを開発するというのでも良いと思います。
Webサービスの開発とは簡単に言うと、ブログのようなメディア系サイトやマッチングサイトなどの仕組みを自分で作るということです。
一人では難易度が高すぎると感じる場合には、こうした開発の支援もしてくれるプログラミングスクールを利用することもおすすめです。
現役エンジニアがオススメするプログラミングスクール3選【無料体験あり】
「一からきちんと学べるオススメのプログラミングスクールを知りたい。プログラミングの効率的な学び方を知りたい」←こういった疑問に答えます。本記事内容:まずはどのプログラミング言語を選ぶべきか/現役エンジニアがオススメするプログラミングスクール3選/プログラミングスクールにプラスして行うべきこと
③転職エージェント経由の転職活動
転職活動では、転職エージェントを経由した方が良いと思います。
IT・エンジニアに強いおすすめの転職サイト・転職エージェント3選
本記事では、現役のエンジニアが、IT・エンジニアに強い転職サイト・転職エージェントを紹介しつつ、転職で気をつけるべき点やIT系の転職がおすすめな理由、IT系の転職の実態を解説しています。これからIT・エンジニア系の転職をされる方必見です。
無料で利用できるということも大きな理由の一つですが、エージェントでは案件探しや企業との交渉を代わりに行ってくれるため、時間の節約や良質な案件を獲得できるチャンスも広げられるからです。
エージェントを利用する際は、多すぎても良くないですが、複数のエージェントに登録することをおすすめします。
担当者によって相性の合う合わないもありますし、案件の偏りがあるからです。
エージェントを利用する際は、はじめに転職の目的やターゲットとしている企業像を明確に提示すると良い案件を獲得できる確率が上がるので、コミュニケーションは密に取るようにしましょう。