【実際の体験談】IT転職のメリット・デメリット【現役エンジニアが解説】
IT転職のメリット・デメリットを知りたい方に。
この記事を読まれている方は、
- IT転職のメリットを知りたい
- IT転職のデメリットを知りたい
- 実際にIT転職する方法を知りたい
おそらくこのように考えている方が多いと思います。
この記事を書いている私は、
プログラミング未経験から転職を果たした現役のWeb系エンジニアです。
エンジニア歴は3年ですが、本業とは別にフリーランスの副業で月10万円ほど、多いときで20万円ほどの収入があります。
この記事では、現役のエンジニアが、IT転職のメリットとデメリットを解説し、実際の体験談を踏まえてIT転職する方法をまとめています。
IT転職のメリット
まずは、IT転職のメリットを3つ挙げ、解説していきます。
給料水準が高い
IT系の仕事は基本的には給与水準が高いです。
その理由は主に3つあります。
一つ目は、IT業界が人手不足の業界だからです。
現在もそうですが、経済産業省の調べによれば、2030年頃にはIT人材が約60万人も不足するという推計もあります。
労働市場は需要と供給のバランスで給料が決まりますから、供給不足の市場であるIT業界では、必然的に給与水準が高くなるというわけです。
二つ目は、ITという分野がお金になりやすい分野だからです。
ITでは、Webサービスを開発するなどで事業の展開や拡大を通じて売上を上げることができますし、システムやアプリを開発して業務を効率化することで人手を減らし、逆に経費を削減することもできるので、会社の利益につながりやすい分野なのです。
三つ目は、ITを通して多くの人に発信ができ、大きな影響力を持つことができるからです。
00年代以降は完全にインターネットの時代となり、日本でもインターネットに接続されていない人はいないのではないかというぐらいに、現在はコンピュータとWebが普及しました。
情報を発信したり、サービスを提供したりすることで、簡単に多くの人に影響を与えることができます。これにより、広告ビジネスが成立しやすいというわけですね。
主にこの3つの理由で、IT系の仕事は給与水準が高くなっています。
手に職がつく
IT系は、エンジニアなど開発職系の仕事以外にも、コンサルティング系の仕事やメディア系の仕事もありますが、基本的にはITの専門的知識や得意分野が必要となることが多いため、手に職がつきます。
私は現在エンジニアの仕事をしていますが、Web系ではない企業でWeb系エンジニアとして活躍しているため、社内で実務でWeb系の開発ができるのはほぼ私しかいない状況です。
実際に中小企業などでは「自分しかやれない」という実態が多いので、やりがいを感じやすく、人材としても重宝されるケースが多いのです。
仕事でやりがいを感じたい、頼られたいという方は多いと思いますので、そういう方は手に職をつけられるIT系への転職がおすすめです。
フリーになりやすい
IT系、特にエンジニアは、独立してフリーランスになりやすい職業です。
しかも、人手不足の業界ということもさることながら、開発現場は若い人が多いため、キャリアの比較的早い段階でフリーランスになることができ、高単価の仕事を受けることができます。
20代であっても、実務経験が3年以上あれば、通常フリーランスエンジニアとして月単価60万円程度の仕事を受けられるため、同じ年代でも他の職種と比べると、とても魅力的な仕事なのではないでしょうか。
エンジニア以外のコンサルティングやメディア系の仕事についてもフリーになりやすい点では同じです。
コンサルティングは主にエンジニアなどで知識を積んでから独立するケースが多く、メディア系の仕事では個人でブログなどで情報を発信して稼いでいる方も多いです。
単に給料が高いというだけでなく、フリーランスとして働きやすいというところも、IT系の魅力の一つになります。
IT転職のデメリット
次に、IT転職のデメリットについても触れ、解説していきます。
変化が激しい
IT系は、給料が高いなどのメリットが多い反面、変化が激しく、ついていくのが結構大変だったりします。
特にWeb系のエンジニアなどでは、技術の内容の変化が激しく、大体2,3年経てば、ほぼ使われなくなる技術やソフトもあるので、フレームワークやライブラリに踊らされるような経験の積み方ではなく、根本からソフトウェア開発を理解して、場数を踏んでいくことがおすすめのキャリアの進め方です。
人手不足の業界であるからこそ、様々な知識や開発経験が要求されることが多いので、変化は嫌わずに受け入れるスタンスで挑んでいきましょう。
勉強し続けなければならない
前述のように、変化が激しい業界であるがゆえに、常に最新の技術やサービスなどにアンテナを張って、キャッチアップして自分の価値を磨いていくことが求められるため、プライベートな時間も多少犠牲にしてでも勉強をしていく必要があります。
もちろんエンジニアになりたての頃が一番大変ですが、その後もフリーランスエンジニアなどの場合では、人材としての価値が下がると案件が獲得できずに失業してしまうリスクも増加するので、自分の価値を高められる希少な案件を選んでみたり、自分の時間を使って自己投資をしたりするなどの研鑽が必要になってきます。
IT系の仕事の場合、好きで仕事をやっている方が多いので、この点あまり苦労しないでやっている人の方が多いイメージです。
もしITの技術や雰囲気が好きであるなら、ぜひ参入することをおすすめしたいと思います。
最終的にはコミュニケーションスキルが必要
IT系の仕事のうち、特にエンジニアの場合、最初のうちは黙々とプログラムを組んでればよいので、コミュニケーションが苦手な方でも比較的入り込みやすい仕事です。
しかし、経験がついてくると、手を動かしてプログラムを組む仕事よりも、クライアントと話をして要件定義や設計をしていく仕事の方が多くなり、自社内でもプロジェクトメンバーと調整をしなければいけないので、最終的にはコミュニケーションスキルが必要になってきます。
開発職以外の仕事も基本的には同じで、コンサルティング系であればほぼ営業と同じですし、メディア系であれば取材を行ったり、色々な方に情報を発信したりすることになるので、同じようにコミュニケーションスキルは求められます。
コミュニケーションは、デメリットとして挙げるかは迷いましたが、エンジニアでは苦手な方も結構多い気がするので、念のため挙げさせて頂きました。
実際にIT転職する方法
ここまででIT転職のメリットとデメリットについて解説してきました。
最後に、私の体験談を踏まえたIT転職の方法をまとめていますので、IT転職をしたい方はぜひご覧ください。
転職エージェントに登録
IT転職をしたい場合は、まずは転職エージェントに登録しましょう。
IT・エンジニアに強いおすすめの転職サイト・転職エージェント3選
本記事では、現役のエンジニアが、IT・エンジニアに強い転職サイト・転職エージェントを紹介しつつ、転職で気をつけるべき点やIT系の転職がおすすめな理由、IT系の転職の実態を解説しています。これからIT・エンジニア系の転職をされる方必見です。
私の場合も、前職は貿易業務に従事しており、ITとはほぼ関係のない仕事をしていましたが、IT転職を目指して、とりあえず転職エージェントに登録しました。
当時は貿易の仕事をしていたということもあり英語が得意だったので、英語を売りにして転職活動をしていたのですが、業務を効率化した開発の経験があったので、それをアピールポイントにエンジニアの求人案件を勧められたのがきっかけで、今の会社に入りました。
自分の経歴を赤裸々に話すことになりますが、転職エージェントの方は真摯に相談に応じてくれますし、最適なキャリアプランを考えてくれますので、転職で迷っているなら、とりあえずエージェントに登録してみることをおすすめします。
勉強をしましょう
例えば、エンジニアになる場合には、プログラミングのスキルが必要になってきますので、転職の前に学習が必要です。
独学で勉強することはもちろん可能ですが、勉強を開始する前に必ず具体的な目標を立てるようにしましょう。
例えば、今の職場でエクセルを使った業務があるとすれば、ExcelVBAで作業を自動化して、業務を効率化するとかですね。
作るものが決まれば、勉強もしやすいですし、感覚もつかめてきます。
もし独学では難しいと感じる場合には、後述のプログラミングスクールに通われるのも良い手段かなと思います。
スクールで転職保証を受けるのもあり
プログラミングスクールでは、現役のエンジニアの方がマンツーマンでプログラミングの指導をしてくれますので、最短かつ効率的にプログラミングスキルの習得をすることができます。
また、転職活動時にアピール材料となるポートフォリオに載せられる自分の作品(Webサービスなど)の開発の支援もしてくれるため、転職に直結したサポートも受けることができます。
スクールによっては、転職保証コースというものもあり、こちらのコースでは転職ができない場合には授業料を全額返金してくれるという大胆な制度が用意されています。
もし独学では自信がなかったり、勉強の仕方が見えてこないという場合には、プログラミングスクールを検討されるのも良いのではないかと思います。
現役エンジニアがオススメするプログラミングスクール3選【無料体験あり】
「一からきちんと学べるオススメのプログラミングスクールを知りたい。プログラミングの効率的な学び方を知りたい」←こういった疑問に答えます。本記事内容:まずはどのプログラミング言語を選ぶべきか/現役エンジニアがオススメするプログラミングスクール3選/プログラミングスクールにプラスして行うべきこと