IT転職1年目、2年目、3年目の体験談を紹介【現役エンジニアが解説】

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IT転職1年目、2年目、3年目の体験談を知りたい方に。

この記事を読まれている方は、

  • IT転職1年目、2年目、3年目の仕事内容を知りたい
  • IT転職1年目、2年目、3年目の待遇や労働環境を知りたい
  • IT転職1年目、2年目、3年目の心境や感想を知りたい

おそらくこのように考えている方が多いと思います。

この記事を書いている私は、
プログラミング未経験から転職を果たした現役のWeb系エンジニアです。
エンジニア歴は3年ですが、本業とは別にフリーランスの副業で月10万円ほど、多いときで20万円ほどの収入があります。

この記事では、現役のエンジニアが、IT転職1年目、2年目、3年目の体験談を紹介し、各年次の仕事内容と待遇や労働環境、当時の心境や感想を解説しています。

IT転職1年目の体験談

IT転職1年目の体験談

ここでは未経験からエンジニアへのIT転職を果たした私自身の体験談を紹介していきます。
まずはIT転職1年目の体験談を紹介し、内容を解説していきたいと思います。

AWS上にLAMP環境でWeb系の開発

中小の独立系SIer(ソフトハウス)の自社開発部門に配属された後の最初の仕事は、AWSクラウド上にLAMP環境を構築し、そこにWeb系のアプリケーションを開発する仕事でした。

当初の私の心境としては、Web系については既にプログラミングスキルがあったので、プログラミング自体には特に懸念はありませんでした。

しかし、いざ上司と一緒に打ち合わせに行くと、わからないキーワードがたくさん出てきたため、焦りを感じるとともに、自分自身にショックを受けました。

「やっぱりこの仕事は私には向いていないかもしれないな」

そう思った瞬間でした。

ところが、後日そのキーワードを調べるとすぐに理解ができ、たいした内容ではないことがわかりました。

このようにWeb系やIT業界は、専門的なキーワードが出てくることは多いですが、内容は難しくないことが多いので、聞きなれない用語があったらすぐに調べるようにして、そのときわからなかったとしても、過度に落胆しないようにしましょう。

薄給だが残業もなし

当たり前ですが、IT業界完全未経験からエンジニア(プログラマー)に転職したため、一年目の給料はとても低かったです。

当時は20代前半でしたが、残業代を含めないと22万円程度でした。

また、その残業も実際にはほとんどなかったので、給料の実態は「大卒初任給か!」というぐらい低いものでした。

「残業したければ仕事を増やすこともできるよ」と上司に言われたものの、未経験だったこともあり、なかなか引き受ける気が起きず、無理に引き受けて消化不良を起こしたくないと思っていたため、ほぼ毎日残業ナシの状態が続いていました。

やりがいはあるが生活は厳しい

Web系のエンジニアが部署内に私しかいなかったことや開発もほぼ私一人で行っていたことから、顧客の声が直に届き、やりがいを感じることができました。

また、Web系は覚えることがたくさんあるので、着実に知識や経験の幅が広がっていくことにも面白さを感じていました。

しかしその一方で、給料が低かったので、生活水準はあまり良いものとは言えず、毎日節約を強いられていました。

当時は一人暮らしをしていませんでしたが、とても一人暮らしをする余裕はありませんでした。

遊びに行くことや交際を全くしない人であるなら別でしょうが、ふつうそんな人はいないですよね。

私の周りも似たような様子でしたので、1年目はどんな仕事でも、やはりがまんすべき年次であることは間違いないのでしょう。

IT転職2年目の体験談

IT転職2年目の体験談

次にIT転職2年目の体験談を解説していきます。

Web系もしつつスマホアプリの開発

2年目に入ってもしばらくはWeb系の開発の仕事が続いていました。主に以前開発したものの保守や改修案件が中心でしたが、Ruby on Railsを使って高速でマッチングシステムを納品したり、社内向けのシステムの開発も行ったりしていました。

その後、スマホアプリ(Androidアプリ)の開発の案件が入り、スクラッチでの開発を行いました。

これまでWeb系のアプリケーションの開発が中心だったため、スマホアプリは正直自信がありませんでしたが、実際にはあまり大差はありませんでした。

むしろ、ブラウザ側とサーバ側とで大きくプログラミングが分かれるWeb系よりも、スマホアプリの方が一緒の環境で開発ができるため、楽な気がしていました。

Androidといえば通常はJavaやKotlinでコーディングをすることが多いですが、ここではMicrosoftの使いやすい統合開発環境であるVisual Studioで、学習難易度の低いC#という言語で開発できたということもあるかもしれません。

経験が浅いうちは、このように、分野を絞らずに、様々な分野を経験し、フルスタックエンジニアに一旦なっておいた方が良いのではないかと思います。

そうすることで、案件もたくさん入ってきますし、自分の興味のある分野を見つけることもできます。

売上を上げているのに給料が上がらない

私の場合はWeb系のエンジニアとして、1年目と2年目で売上をだいぶ上げてきました。

にもかかわらず、昇給もなく、残業もないため、なかなか還元されずにつらい思いをしていました。
それが原因で副業にも手を出しました。(副業の方が多い月もあったぐらいです。)

別に歩合制を取っているわけでもないため、たくさん売上を上げたからといっても給料に即座に反映されるわけではありません。

しかし、同年代のIT業界の平均給与と比べると、やはり低く納得のいく金額ではありませんでした。

待遇が不満で転職を考え始める

働きは並以上だった自負がありましたが、平均より給与が低かったので、評価に納得が行かずに、転職活動を始めました。

このときに転職エージェント複数とビズリーチに登録をしました。

反響は良く、様々な企業からオファーがあり、実際に応募もして試験も受け、いくつかの上場企業や同業のソフトハウスからも内定を頂くことができました。

しかし、転職の話を持ち出すと、所属する企業からも引き止めを受け、それ以上の金額を出すという提案をされました。

このときの私の不満は本当に給料だけでしたので、結局転職はせずに残留することにしたのです。

このときに提示された金額は、正社員の同年代エンジニアにしては明らかに平均以上のものでした。

それほど人手不足の業界であり、企業がIT人材を確保するのに苦労しているのに気づいたのはこのときでした。

大企業ほど年功序列で給料テーブルが決まっているので、稼ぎたいのであれば、私の例のように意外と中小企業、スタートアップ企業にアプローチをかけてみることの方がおすすめかもしれません。

IT転職3年目の体験談

IT転職3年目の体験談

最後に、IT転職3年目の体験談を解説していきます。

API連携やSAML連携の開発

3年目に入ると、スマホアプリの開発は落ち着き、再びWeb系の開発に戻ってきました。

このときの私の開発案件はAPI連携やSAML連携が多くなり、バックエンド開発が中心となっていました。

部下がつき、フロントエンドのデザイン等は任せていたからというのもあります。

バックエンド開発に集中すると効率も出るので、複数の案件を処理することもできるようになります。

画面という最もユーザの目に触れるところで、クライアントの感性に流され、逐一対応する必要がなくなるからです。

このようにバックエンド開発にシフトしていったり、指示を出す側になるなどの上流工程や管理的な仕事にシフトしていくことで、エンジニアとしても上級になり、キャリアを固めていくことができると思います。

実績を評価され昇進や大幅な昇給があった

転職活動時の引きとめの交渉の中で、所属する会社から実績を評価され昇進や大幅な昇給がありました。

ちょうどそれが3年目に入るタイミングでしたので、給料など待遇に不満がある方で適切に評価されていないと感じる場合に、同じぐらいのタイミングで転職活動をされてみると良いのではないかと思います。

繰り返しになりますが、中小企業の方が臨機応変に給料を変えてくれると思います。

大企業の場合は給料テーブルがしっかりと決まっているため、容易には給料を上げられないからです。

ただし、最近ではソニー社などが新卒でも高給を提示できるようにルールを変えるなど、外資系と同じような動きになりつつあります。

いずれにしても、正当な評価を受けていないと感じるのであれば、転職を視野に入れると良い時期だと思います。

生活に余裕は出るが、わからないことはまだまだ多い

私の場合は3年目で給料が大幅に上がったため、生活には余裕が出てきました。

一人暮らしでぜいたくな暮らしをしても本業収入の1/3が余るぐらいです。

3年目は評価をされ始める時期である一方で、わからないことはまだまだ多いです。

例えば、いつか仕事として引き受けてみたいと思うAIに関してはまださわりの部分しか私も押さえていないですし、クライアントとの打ち合わせでも、まだまだわからないキーワードがたくさん出てきます。

やはり一般に言われるように3年目は一つの乗り越えるべき壁であると思います。
これを越えれば評価もされ始めますし、同時に新たな課題も生まれてきます。

このタイミングで評価されなかったり、仕事もマンネリ化し始めたりしている場合には転職を検討すると良いと思います。