IT業界にうつ病が多い理由は?転職で環境を変えましょう【現役エンジニアが解説】

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IT業界にうつ病が多い理由を知りたい方に。

この記事を読まれている方は、

  • IT業界にうつ病が多い理由を知りたい
  • うつ病を防ぐ方法を知りたい
  • うつ病になってしまった場合の転職等の対処法を知りたい

おそらくこのように考えている方が多いと思います。

この記事を書いている私は、
プログラミング未経験から転職を果たした現役のWeb系エンジニアです。
エンジニア歴は3年ですが、本業とは別にフリーランスの副業で月10万円ほど、多いときで20万円ほどの収入があります。

この記事では、現役のエンジニアが、IT業界にうつ病が多い理由とうつ病を防ぐ方法を解説しつつ、うつ病になってしまった場合の転職等の対処法もまとめています。

IT業界にうつ病が多い理由

IT業界にうつ病が多い理由

まずは、IT業界にうつ病が多い理由を解説していきます。

プログラミングに正解がない

これはIT業界の中でも開発職の仕事に限った話ですが、プログラミングで頭を悩ませて、うつ病になってしまう方も多いです。

私自身が開発者であることから、身にしみてプログラミングの難しさを知っていますし、実際にうつ病になってしまった方も社内でいました。

これまで見てきた人の中では、完璧主義や几帳面、繊細なタイプの方がうつ病になる傾向が強い気がします。

プログラミングもきれいなコードを書こうとしたり、無理難題を一つの方法で解決したりしようとすると、袋小路になり悩んでしまいます。

プログラミングには正解はないので、そこまで気を張らずに、いくつかの方法を試して問題を解決することが大切です。

納期が厳しく責任が重い傾向

IT業界、特にシステム開発では、納期が厳しく責任が重い傾向があります。

これはキックオフからリリースまで、きちんとスケジュールを組んでから開発することが主流のため、オンスケ(スケジュールどおり)で行かないと周囲から圧力がかけられるからです。

実際に、バックオフィス向けの開発ならまだしも、エンドユーザ向けのサービスの開発となってくると、既に不特定多数に告知をしてしまっているので、スケジュールの変更が効かない場合が多いです。

私も経験しましたが、クライアントはスケジュールよりさらに早く開発作業が進むことを希望しているので、少しでも遅れると、精神的にとても追い詰められます。

この場合、入ってくる仕事量を減らしたり、クライアントと事前によく話をつけておくことで調整する能力が求められます。

幅広い専門知識が求められる

この業界に限った話ではありませんが、IT業界もまた、専門的な知識が要求される業界ですので、覚えるべきことがとても多いです。

例えば、エンジニアであれば、アプリケーション開発を担当していても、インフラ(ハードウェアやミドルウェア、ネットワーク)の知識がないとクライアントと話ができませんし、その他データベースやシステム連携等についても経験が要求されます。

「コレだけ覚えれば完璧!」というものがないどころか、どんどん新しい技術やサービスが入ってくるので、常に学習をしていかなければいけません。

学習の癖まで要求されないにしても、学習することを厭わない姿勢は大事になってくるので、日頃から探究心を持って仕事をするべきでしょう。

うつ病を防ぐ方法

うつ病を防ぐ方法

次に、うつ病を防ぐ方法をまとめましたので、解説していきます。

コミュニケーションをよく取る

無理難題なプロジェクトでない限り、納期が遅れる原因は、ほとんどがクライアントや社内メンバーとのコミュニケーション不足です。

また、自分の意見が言えないために、ストレスを感じ、うつ病になるといったケースも多いため、この点でも日頃からしっかりと意思疎通を図ることが大事でしょう。

社内でもうつ病になってしまって1年近く休まれた方がいましたが、自分の意見を率直に言えないために一人で問題を抱え込んでしまったようでした。

人間関係が良好なうちに、些細なことでも気さくに話せる信頼関係を築き、問題を共有しておくことがうつ病を防ぐ最大の対策となるでしょう。

完璧を追求せず要点を押さえる

うつ病を発症してしまう方は、完璧主義や几帳面、精細な方が多いです。

プログラミングもそうですが、物事に正解があるものばかりではないので、完璧を追求しすぎないようにしましょう。

重要なことは、物事の要点を押さえるということです。

プログラミングの場合であれば、期待する動きをしていれば中身はどんなものであっても構わないと私は思います。

むしろここを気にしだすと抜け出せなくなることが多いので、開発職であれば「動けば良い」という姿勢でいることが大事になってきます。

考え事に耽る空き時間をなくす

うつ病になってしまう方によくあることとして、意外と知られていないことは、「暇すぎてあれこれ考えてしまう」ということです。

社内でうつ病になってしまった方がいるという話をしましたが、この方も実は毎日定時で退社していました。

また、無理難題を押し付けられたり、表向きの人間関係が悪かったり等も一切ありませんでした。

こういう方の特徴として、考え事に耽る傾向にある場合が多いです。

私もかつてそうでしたが、そういう場合の最大の対策は、極力暇な時間をなくすということです。

細かいことを気にしだした際は「あ、俺は暇人なんだな」とふとわれに返り、別のことを始めるということも大事になってきます。

実際に、はたから見ればどうでも良いことに頭を抱えていることも多いので、一度リフレッシュして、思いとどまってみることをおすすめします。

うつ病になってしまった場合の転職等の対処法

うつ病になってしまった場合の転職等の対処法

最後に、実際にうつ病になってしまった場合の転職等の対処法もまとめていきます。

適度に忙しくして気を紛らす

繰り返しになりますが、時間があるにもかかわらず、うつ病になってしまっているような方は、考え事に耽る傾向にあります。

そのため、あえて忙しくして、そんなことを考える余裕をなくしてみるようにしましょう。

「人間は考える葦である」と言いますが、過度に考える時間を与えると、人間は余計なことを考えがちです。

仕事で与えられた課題に対して、工夫したり企画したりすることに頭を使う方が、よほど生産的ですので、一度忙しくして考えることをやめてみましょう。

仕事以外で楽しみを見つける

仕事人間ほど、仕事への依存が高いので、仕事上で何かあるとそのまま心が折れて塞ぎ込んでしまいがちです。

また、そうでない方も仕事の圧力に負けてしまい、うつ病になってしまうこともあるので、仕事以外の楽しみを持つようにしましょう。

例えば、私の場合は毎日動画を見たり、週末にドライブしたりすることで日々のストレスを発散しています。

もちろん仕事自体が楽しいということもありますが、様々な楽しみの引き出しを持つことが、うつ病を解消するきっかけとなっていくでしょう。

無理なら転職で環境を変える

いずれの方法でも無理な場合や人間関係がこじれてしまったり、合わせる顔がないという場合には、転職で環境を変えてしまうことも良い方法だと思います。

職場には体質があり、それぞれ異なった風土があるので、自分に合う職場と合わない職場は確実に存在します。

私自身も以前は体育会系の職場でしたが、自分にはメンバーも含めて合わなかったため、転職をして今の職場に落ち着いています。

ある職場でうつ病になった場合、その職場を取り巻くあらゆる環境が原因となっていることは十分に考えられます。

そのまま残っていても治せそうにない場合には、躊躇わずに転職をして心機一転、環境を変えていきましょう。

症状が重くならないうちに、転職エージェントなどに相談をして、問題を解決していくと良いと思います。