JavaScriptで改行する方法【現役エンジニアが解説】
今回は、JavaScriptで改行する方法について、対象がHTMLとJavaScriptの場合に分け、簡単に解説していきます。
HTMLの改行
HTMLを操作して改行する場合には、brタグを使います。
innerHTMLプロパティ等のHTMLの直接の操作ではHTMLのタグを使って改行可能です。
element.innerHTML = "あいうえお<br>かきくけこ";
上記のコードでは、innerHTMLプロパティを操作し、brタグを使って改行のある文字列に書き変えています。
JavaScriptの改行
HTML操作以外で改行する場合には、\nの改行コードを使います。
\nは改行コードのため表示されませんが、書くことによって改行する役割があります。
console.log("あいうえお\nかきくけこ");
上記のコードでは、改行を行う役割の改行コードの\nを使って、改行のある文字列をログに出力しています。
JavaScriptの別の改行
IE11等を除く最近のブラウザでは、直感的に改行を行うこともできます。
文字列をバッククォート(`)で囲えば、改行コードを使わずに、コードでの改行がそのまま改行になります。
var str = `あいうえお かきくけこ`; console.log(str);
上記のコードでは、バッククォート(`)で囲う書き方で、改行のある文字列をそのままの形でログに出力しています。