【無名関数/アロー関数】JavaScriptの関数の書き方【現役SEが解説】
今回は、JavaScriptの関数の書き方について、基本的な関数の書き方や無名関数の書き方、アロー関数の書き方を簡単に解説していきます。
関数の書き方
JavaScriptの関数の書き方は他の言語とほぼ同じです。
基本的には、”function 関数名(引数1,引数2,…){処理}”です。
// 関数の定義 function getPostTaxPrice(price, rate){ return price*rate; } // 関数の呼出 getPostTaxPrice(price, rate);
上記のコードでは、基本的な書き方で、”getPostTaxPrice”という名前の関数を定義しています。
無名関数の書き方
JavaScriptでは他の言語と異なり、無名関数が多く使われます。
無名関数では、関数の定義の際に、関数をそのまま変数に入れます。
// 関数の定義 var getPostTaxPrice = function(price, rate) { return price*rate; } // 関数の呼出 getPostTaxPrice(price, rate);
上記のコードでは、名前のない関数の定義を変数に入れることで、変数の名前が関数の名前になります。
アロー関数の書き方
最近は”function”を省略して書くアロー関数の書き方が流行っています。
ただし、アロー関数にするとIEでは動かなくなってしまうため、注意が必要です。
// 関数の定義 var getPostTaxPrice = (price, rate) => { return price*rate; } // 関数の呼出 getPostTaxPrice(price, rate);
上記のコードでは、無名関数の書き方の”function”を省略した代わりに、”=>”の矢印を使って関数を定義しています。