JavaScriptのデータ型【現役エンジニアが解説】
今回は、JavaScriptのデータ型について、プリミティブ型とオブジェクト型に分け、簡単に解説していきます。
プリミティブ型
プリミティブ型は、プログラミングで基本となるデータ型です。
例えば、数値型や文字列型、論理型等は、このプリミティブ型に分けられます。
var a = 0; // 数値型 var b = "hoge"; // 文字列型 var c = true; // 論理型
ただし、上記のコードのように、JavaScriptでは変数宣言時にデータ型を指定する必要はありません。
オブジェクト型
オブジェクト型は、プリミティブ型以外の全てのデータ型になります。
例えば、配列や関数、オブジェクトは全て、このオブジェクト型に分けられることになります。
var d = []; // 配列 var e = function() {}; // 関数 var f = {}; // オブジェクト
上記のコードのように、オブジェクト型に関しても同様に、データ型を明示的に宣言する必要がありません。
データ型の確認
JavaScriptは動的型付けの言語のため、オペランドのデータ型は状況に応じて変化します。
そのため、JavaScriptではtypeofという指定したオペランドのデータ型を返す演算子が用意されています。
var a = 0; console.log(typeof a); // number
上記のコードのように、”typeof オペランド”でデータ型が返されるので、データ型を確認したいときに使うことができます。