【if/switch】JavaScriptの条件分岐【現役エンジニアが解説】
今回は、JavaScriptの条件分岐について、if文とswitch文の場合に分け、簡単に解説していきます。
if文の場合
JavaScriptの条件分岐文は、if文とswitch文の二つの書き方があります。
if文の場合は、”if(条件式){処理}”の書き方が基本となり、複数ある場合は”else if(条件式){処理}”でつなぎ、それ以外は”else{処理}”でまとめます。
if (fruit == "apple") { console.log("りんご"); } else if (fruit == "banana") { console.log("ばなな"); } else { console.log("その他"); }
上記のコードでは、fruitという変数の値が”apple”であれば”りんご”、”banana”であれば”ばなな”、”apple”でも”banana”でもなければ”その他”とログに出力しています。
switch文の場合
JavaScriptの条件分岐は、if文ではなく、switch文でも可能です。
switch文では、”switch(変数){case “条件の値”:処理 break;}”の書き方が基本となり、複数ある場合は”case “条件の値”:処理 break;”を増やし、それ以外は”{default:処理}”とします。
switch (fruit) { case "apple": console.log("りんご"); break; case "banana": console.log("ばなな"); break; default: console.log("その他"); }
上記のコードでは、if文の場合同様に、fruitという変数の値が”apple”であれば”りんご”、”banana”であれば”ばなな”、”apple”でも”banana”でもなければ”その他”とログに出力しています。
値ではなく範囲の条件分岐の場合
値の一致の条件分岐であれば、if文でもswitch文でもどちらでも可能です。
しかし、値ではなく、範囲の条件分岐の場合には、switch文を使うことはできません。
if (age < 20) { console.log("未成年"); } else if (age < 65) { console.log("成人"); } else { console.log("高齢者"); }
範囲の条件分岐はif文でのみ表すことができ、上記のコード例では、ageという変数の値が20未満なら”未成年”、65未満なら”成人”、20未満でも65未満でもなければ”高齢者”とログに出力しています。