【これだけ】JavaScriptの配列の構造【現役エンジニアが解説】
今回は、JavaScriptの配列の構造について、配列と連想配列に分け、簡単に解説していきます。
配列
JavaScriptにはArrayクラスがあり、配列の構築に使用することができます。
var names = []; names[0] = "山田"; names[1] = "田中"; names[2] = "髙橋";
配列は、上記のコードのように、”[]”で宣言でき、”変数名[添字]”で各要素にアクセスできます。
var names = ["山田","田中","髙橋"];
上記のコードのように、添字指定ではなく、宣言時に複数の要素を一気に代入してしまうこともできます。
連想配列
JavaScriptには、添字ではなく、キー文字列(名前)で仕切る、連想配列もあります。
var member = {}; member['name'] = "山田"; member['age'] = "24"; member['gender'] = "男性";
連想配列では、上記のコードのように、キー文字列(名前)ごとに、値を格納することができます。
var member = {'name':"山田",'age':"24",'gender':"男性"};
配列同様、連想配列も、上記のコードのように宣言時にまとめてキー文字列(名前)と値のセットでデータを入れることができます。
配列の中の連想配列
データベースやAPI連携でデータを取得すると、配列の中に連想配列があるというデータ構造になっていることがあります。
var members = []; members[0] = {'name':"山田",'age':"24",'gender':"男性"}; members[1] = {'name':"田中",'age':"26",'gender':"女性"}; members[2] = {'name':"髙橋",'age':"27",'gender':"女性"};
これは、上記のコードのように、配列の各要素にそれぞれ同じ項目を持った連想配列が入っており、エクセルのようなデータ構造になっています。
var members = [ {'name':"山田",'age':"24",'gender:"男性"}, {'name':"田中",'age':"26",'gender':"女性"}, {'name':"髙橋",'age':"27",'gender':"女性"} ];
値に連想配列が入ってはいますが、配列であることに変わりはないので、上記のコードのように、宣言時にまとめて連想配列のデータを入れることも可能です。