HTMLの引用タグ【現役エンジニアが解説】
今回は、HTMLの引用タグについて、長文引用と短文引用に分け、簡単に解説していきます。
まとめて長い文章を引用する
長い文章を引用するには、blockquoteタグを使います。
blockquoteタグで囲まれた文字には上下の余白ができ、字下げされます。
<blockquote>吾輩は猫である。名前はまだ無い。</blockquote>
上記のコードでは、「吾輩は猫である」の最初の一段落を引用しています。
一部分の短い文章を引用する
一文のような短い文章を引用するためには、qタグを使用します。
qタグの中の文字には余白や字下げはなく、ダブルクォートで括られます。
<q>吾輩は猫である。</q>
上記のコードでは、「吾輩は猫である」の最初の一文のみを引用しています。
引用元のタイトルを表示する
引用元の作品のタイトルを表示する場合には、citeタグを用います。
citeタグで囲んだ文字は引用元として斜体(イタリック体)で表示されます。
<cite>吾輩は猫である</cite>
上記のコードでは、夏目漱石の「吾輩は猫である」を引用元として明記しています。