フリーランスエンジニアの実態と現実【現役エンジニアが解説】

PROGRAM

フリーランスエンジニアの実態と現実を知りたい方に。

この記事を読まれている方は、

  • フリーランスエンジニアの実態と現実を知りたい
  • フリーになった方が良いケースを知りたい
  • フリーにならない方が良いケースを知りたい

おそらくこのように考えている方が多いと思います。

この記事を書いている私は、
プログラミング未経験から転職を果たした現役のWeb系エンジニアです。
エンジニア歴は3年ですが、本業とは別にフリーランスの副業で月10万円ほど、多いときで20万円ほどの収入があります。

この記事では、現役のエンジニアが、フリーランスエンジニアの実態と現実を解説し、フリーになった方が良いケースとそうでないケースをまとめています。

フリーランスエンジニアの実態と現実

フリーランスエンジニアの実態と現実

まず、フリーランスエンジニアの実態と現実を解説していきます。
私は企業に雇われている会社員エンジニアですが、面接官の職務や知人からの知見でフリーランスエンジニアの事情も広く知っています。
実際に私の父もフリーランスのエンジニアのため、身をもってフリーランスの良いところと悪いところを体験しています。

給料は会社員時代の適正給料の最大約2倍

フリーランスエンジニアになろうとしている方がおそらく最も気にする点が、給料だと思います。

給料は、現在の会社できちんとした評価をされてもらっている場合、最大2倍程度になると思っておくと良いと思います。

中には、数倍になる、という方もいますが、それは会社員時代、とても搾取されていたということが言えるでしょう。
基本的には、2倍程度が相場だと思いますので、参考にされると良いと思います。

後述しますが、フリーランスの給料の高さは、会社員のようにブランクなしで雇われ続けられるという保証が一切ないので、その分高くなっているとも言えます。

技術や経験に自信がない方は安易に独立しないことをおすすめしますが、数年の実務経験がある方なら、フリーランスエンジニアになっても、もう良い頃合いだとは思います。

ちなみに私が独立をしない理由は、現在所属する企業で相場よりも高めの給料をもらえていることもありますし、良い経験を幅広く積めているからです。

多くの案件は客先常駐で160時間以上

フリーランスエンジニアの話の中には、「週3の仕事がある」とか「在宅勤務ができる」という情報がネット上には多いのですが、実際の案件は「客先常駐で最低160時間程度の勤務」がほぼ必須条件になります。

そのため、この点に関しては、おそらく会社員時代と大差がない結果となってしまうのではないかと思います。
在宅勤務に関しては、逆に会社員時代の方が長く同じ会社に勤めているので信頼が得られ、許可されやすい可能性すらもあります。

なぜフリーランスエンジニアは客先常駐が多いかは、在宅勤務では「連係が取りづらい」とか「本当に仕事をしているのかどうか信頼ができない」とか「個人情報の持ち出しなどのリスクがある」などの理由が考えられます。

勤務時間が最低160時間程度という条件が多いのも、少ない場合「連係が取りづらくなる」とか「給料が低くなりかえってエンジニアの方が嫌煙する」というような理由が考えられます。

実際の案件でも完全在宅案件はほぼありません。
週3勤務は少し存在していますが、実働時間としては最低でも160時間程度は要求されます。
イメージとしては週3客先、週2在宅といったイメージです。

いずれにしても、会社員時代とそこまでは変わらない印象です。

仕事に困ることはほぼない

フリーランスになると、次の案件が決まらず、仕事に困るケースがあると心配される方も多いかもしれません。

これは、需要のあるWeb系やスマホ系の分野であれば、ほぼ心配の必要はありません。

しかし、需要のない分野をやっているという実感がある場合には、分野を変えた方が良いと思います。

また、分野の問題以外に、年齢の問題もあります。

年齢が若ければ次の案件までブランクが空くことはほぼありませんが、50代前後では、仕事がなくなる場合があります。

この理由は「現場の開発メンバーが若い」とか「年寄りは融通が利きにくい」などといったものが考えられます。

「俺はまだまだ若い」と自分が思っていても、周りがそれを理解してくれようとしない場合は多々あります。

フリーランスになる場合は、50代以降どのようなキャリアにしていくかをぼんやりで良いので、若いうちから考えておくと良いと思います。

フリーになった方が良いケース

フリーになった方が良いケース

次に、フリーランスになった方が良いケースを挙げますので、該当する方はフリーランスエンジニアになることを検討しても良いと思います。

給料をかなり増やしたい場合

給料を少しではなく、かなり増やしたいと考えている場合は、フリーになった方が良いでしょう。

「あと少し上がればいい」と考えている方は、現在の会社と相談をしたり、会社員として転職をしたりすることで解決できる場合があります。

給料が上がる分のデメリットも当然あるので、フリーになる際は、年配になった後のキャリアや専門とする分野なども描けるとベストです。

無駄な時間を減らしたい場合

会社員時代は無駄な会議や自社の雑務、下手すると肉体労働までさせられることもあるかと思いますが、そういう無駄な作業はフリーランスエンジニアになるとなくなります。

これは、フリーランスエンジニアが、正規の社員ではなく、短期の契約となっているため、エンジニアの仕事以外のことは極力やらされることがなくなるからです。

意外とフリーランスになるメリットとして「給料」や「働き方」が挙げられることが多いのですが、「無駄な時間」も減らすことができるので、注目すべきメリットではあります。

自分で案件を選びたい場合

会社員時代は基本的には「やれ」と言われたことはやらなければいけませんでしたが、フリーランスになると、自分の仕事は自分で選んでいけるので、自分のキャリアプランに合った仕事だけを選ぶことができます。

もちろん完全に自分の好みだけでは案件が獲得できない場合があるため妥協は必要ですが、それでも会社員時代と比べると、選択の自由と範囲はグンと広がると思います。

将来を考えているからこそ、フリーランスになる意味があります。

フリーにならない方が良いケース

フリーにならない方が良いケース

最後に、フリーランスエンジニアにならない方が良いケースを挙げます。
該当する場合は独立するのはまだ早いか、独立自体やめた方が良いです。

実務経験が浅い場合

エンジニアの場合は「早い段階でも独立ができる」とよく言われますが、実務経験1年未満や開発の全貌が見えていない段階ではフリーランスになるのはやめた方が良いでしょう。

フリーランスエンジニアでの仕事は、Gitによるバージョン管理やフレームワークによる開発など、チームでの開発が前提となりますので、そのあたりの実務経験は確実に積んでおく必要があります。

また、LAMPなどのありふれたキーワードがわからない方やSQLがわからない方も無理だと思います。

とりあえずは全ての工程の経験を一通り積み、フレームワークを利用した開発を経験してからフリーランスになると良いと思います。

完全在宅勤務や時短勤務に憧れている場合

完全在宅勤務や時短勤務に憧れる方は多いと思いますが、現実的には「客先常駐」で「週5相当の労働時間」が一般的だと捉えておいた方が良いです。

例えば、週3の案件に絞ってしまうと、自分のやりたい仕事がなかったり、待遇が悪くなったりなどの問題が出てくると思います。

また、完全在宅に関してはかなり難しいと思います。

クラウドソーシングサイトを利用するケースであれば可能かもしれませんが、これで安定して良質な案件を獲得して稼ぐのは至難の業です。仮に獲得できたとしても、エンジニアとしての成長がしづらいと思います。

一人でフリーに仕事をしたい場合

フリーランスエンジニアになっても、一人で自由に仕事をすることは難しいです。
それこそ、人脈等を利用して自分で営業して、自分で仕事を取って来れるような方でないと完全一人での仕事は難しいです。

フリーランスエンジニアの方は独立後も客先でチームで開発をしていくのが一般的なので、「フリー=一人」という意味ではないことがほとんどです。

もし一人で仕事をやっていきたいなら、独立前にお客をつかんだ状態で独立することをおすすめします。

まとめ

  • フリーランスは給料は上がるがセルフ管理が重要
  • フリーになっても一人で自由に仕事をすることはできない
  • フリーランスとしてやっていける人材価値があるか要確認