CodeCampGATEでフリーランスになれる?【現役エンジニアが解説】
CodeCampGATEでフリーランスになることはできるか知りたい方に。
この記事を読まれている方は、
- CodeCampGATEで学べるものを知りたい
- CodeCampGATEでフリーランスになることはできるかを知りたい
- CodeCampGATEでフリーランスになる手順を知りたい
おそらくこのように考えている方が多いと思います。
この記事を書いている私は、
プログラミング未経験から転職を果たした現役のWeb系エンジニアです。
エンジニア歴は3年ですが、本業とは別にフリーランスの副業で月10万円ほど、多いときで20万円ほどの収入があります。
この記事では、現役のエンジニアが、CodeCampGATEで学べるものと卒業直後にフリーランスになることは難しい理由を解説し、フリーランスエンジニアになる手順をまとめています。
CodeCampGATEで学べるもの
結論から言うと、CodeCampGATE卒業直後にフリーランスになることは難しいです。
その理由を解説する前に、まずはCodeCampGATEで学べるものを確認しておきましょう。
CodeCampGATEはどう?現役エンジニアが評価します!
CodeCampGATEの学習内容が実践的であることを、ここで学ぶWebプログラミングが未経験者におすすめであることも含めて解説し、現役エンジニアの視点でCodeCampGATEを評価しています。
Web系開発の基礎
CodeCampGATEではWeb系の開発に必要となる基礎知識を学ぶことができます。
Web系の開発には、アプリケーションの画面作りに必要なHTMLとCSS、機能の実装のためのJavaScriptやPHP等、データベース操作のためのSQLといった言語の知識が求められます。
いずれも全てCodeCampGATEの学習プログラムには含まれていますので、基礎に関しては、卒業後までにしっかりと身につけられるでしょう。
Webサービスの開発
CodeCampGATEの学習プログラムは、前半ではWeb系開発の基礎を学び、後半ではそれらの知識を使って、実際に一つのWebサービスを開発していく内容となっています。
ここで開発するWebサービスは学習の集大成となり、自分でWebサービスを一から作ることで、初めて学習の成果を確認することができます。
ここで実際に開発ができれば、あとはほぼどのアプリケーションでも開発することができるようになります。つまり、エンジニアとして仕事ができるようになります。
開発現場で必要なもの
実際の開発現場では一人で開発を進めていくことはほとんどなく、チーム開発が前提となり、仮想環境を構築するためのDockerやバージョン管理のためのGitなどのツールが使用されます。
プログラミングスクールではこれらを学べるところは少ないですが、CodeCampGATEでは開発現場にこだわっているので、チーム開発も含めて、学習プログラム内でこれらを経験することができます。
筆者も現役エンジニアなので言えることですが、どの開発現場でもこれらは当たり前のように使われていますので、使い方がわかる、というだけで現場にスムーズに入れるので内定率も上がってくることは間違いありません。
CodeCampGATE卒業直後にフリーランスになることは難しい理由
CodeCampGATEではエンジニアとして働くための実践的スキルが身につくことを確認しました。
次にそれだけではフリーランスになることが難しい理由を解説していきたいと思います。
実務経験が不足
CodeCampGATEでは基礎を学ぶだけでなく、実際に自分のWebサービスを開発したり、チーム開発の経験ができるため、他のプログラミングスクールと比較するとより充実した経験が積めるのですが、それでもフリーランスとして活躍するためには経験値が少ないです。
フリーランスエンジニアは、企業からは雇われずに独立して労働するため、単価も高く、基本的には自分ひとりで問題を解決できる力を持っていることが求められますので、開発を1、2件こなした程度では厳しいのが現実です。
フリーランスでは業務委託で客先に常駐するケースが多く、他のメンバーの方もたしかにいて助けてはくれますが、開発に関してはある程度ハイレベルな独立した人材が求められているので、場数を踏んでからでないと受け入れてもらえません。経験の目安としては平均レベルの人で大体3年程度の経験です。
案件獲得が難しい
突出した人材でない限り、開発経験3年未満で案件を獲得することは難しいです。
もちろん実務経験が不足していても1、2回は案件を取れるかもしれませんが、継続して獲得しようと思うとなかなかハードルが高いです。
たしかにCodeCampGATEでは要領よく学ぶことはできるのですが、この業界では知識よりも経験が重視されるので、フリーランスになるのは正社員エンジニアとして下積みを作った後にした方が良いでしょう。
学ぶべきことはまだまだある
Web系の開発をするために学ぶべきことは、何もプログラミング言語だけではありません。
実際には開発現場でしか学べないこともたくさんあります。例えば、金融業界のアプリケーションやシステムを作るためには、金融系の知識が必要になります。
金融では、ちょっと前までは貸金系のシステムが売れましたが、金利計算や債権管理のためには元利均等や元金均等の違いや78分法などある程度の金融の専門的知識の理解が必要です。
また、開発中や運用中に発生した想定外のトラブルが発生することも多々あるため、そういった問題を切り抜ける術も覚えていかなければいけません。
どの職業でも同じですが、このようにプログラミング(開発)の学習に終わりはないのです。エンジニアの業界も、数ヶ月で全部が網羅できるほど薄っぺらいものではないので、独立するためにはある程度の経験年数が必要になってきます。
CodeCampGATEでフリーランスになる手順
ここまででCodeCampGATE卒業直後にフリーランスになることは難しい理由を解説してきました。
ではどのような手順が望ましいのか、最後にCodeCampGATEでフリーランスになる手順をまとめています。
①CodeCampGATEで学習と制作
学習と制作、すなわちインプットとアウトプットの両方がきちんとできるプログラミングスクールとして、CodeCampGATEはおすすめです。
プログラミングは、座学ではなく、実際に手を動かして覚えることが一番の方法だと筆者は考えており、インプットとアウトプットが両方できる点はスクールとしてはとても魅力的です。
ここで制作した作品は、ポートフォリオ(作品集)に載せられるため、それがスキルの証明となり、転職活動を有利に進めることもできます。
CodeCampGATEは転職に特化したスクールなので、将来フリーランスになりたい方で、まずは正社員を目指したいという方であれば、おすすめのプログラミングスクールと言えるでしょう。
②正社員エンジニアとして実務経験を積む
CodeCampGATE卒業後は、一旦は正社員エンジニアを経験しましょう。
そこで大体3年程度、様々な開発に参加し、実務経験を積むと良いでしょう。エンジニアの業界では経験がものを言うからです。間違っても資格ではないので注意して下さい。
経験の数が自分の付加価値となってきますので、エンジニアとして活動していくのに、もう不安なことがないというレベルになったら、3年経たずにフリーランスになっても筆者は良いと思います。
③3年後を目処にフリーランスエンジニアへ
およそ3年間もしくはそれに相当する数の開発経験後、フリーランスエンジニアに転向しましょう。
フリーランスエンジニアとして活動していくのでしたら、コミュニティやオンラインサロンに参加してエンジニア同士のネットワークを持ったり、ユーザとのコネクションを作くるなどしておくと良いでしょう。
この理由は、流行のスキルへのキャッチアップももちろんですが、フリーランスの場合、こうした横のつながりで仕事を受託できることが多いからです。
難しい場合は、フリーランスに強いエージェントに登録して、案件探しや企業との交渉をお願いしましょう。
初めてのフリーランスであれば、Midworksというエージェントがおすすめです。正社員に引けを取らない保証制度がついているからです。